2002年にウエストエンドで上演、昨年は全英ツアー、ブロードウェイでも上演され、英各賞を受賞した「文芸派」の本格ストレートプレイ「ハンブルボーイ」が、遂に2004年秋、日本で初上演されます。 主演は、演技力に定評のある井ノ原快彦。演出はG2。さらに夏木マリら舞台のベテラン俳優が名を連ねた本作品は、 2004年の翻訳ものストレートプレイでは一番の話題作になるでしょう。 しかも、井ノ原が演じるフェリックス・ハンブルは、神経症とそれが原因と思われる吃音に苦しみ、自殺まで考えてしまう若き理論宇宙物理学者。井ノ原が、この難役をどう演じていくのか期待がかかるところです。
女流劇作家。優秀な俳優を輩出する英国ベイリオル大学卒業。舞台やテレビで6年間女優を務めたあと、 1999年に「炎」で劇作家デビュー。劇批評家協会の脚本家 、マンチェスター・イブニング紙の新作演劇賞を受賞。 続く 2001年「ハンブルボーイ」は、2002年にギールグッド劇場に進出、さらに翌2003年は英全国ツアー、米ブロードウェイのマンハッタン・シアター・クラブ劇場に進出とロングランを果たす。本作品で2001年に市民が選ぶ最優秀作品賞 を受賞。2002年に批評家協会の最優秀作品賞。2002年度のローレンス・オリヴィエ賞では、最優秀助演女優賞、最優秀舞台美術、BBC優秀新作演劇賞を受賞。 今年は、アンドリュー・ロイド・ウェバーと組んだ新作ミュージカルが、英ウエスト・エンドで公開予定。
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