『助太刀屋助六 外伝』あらすじ

「助太刀屋」の助六(市川)は流れ流れて、とある城下にやってきた。
そこで新之介(石橋)という若い武士に出会う。
身の上話を聞くうち「兄は殺されたようなもの」と語り出す新之介。
さっそく助六は新之介に「助太刀」を申し出るが、助太刀どころか仇討ちできない事情があると告白される。

新之介の姉・美弥(朝海)は路之丞(吉沢)という剣の達人に気持ちを寄せていたが、新之介の父と路之丞の兄は敵対する関係にあり、美弥はその板挟みになっている。
助六は美弥にほのかな恋心を抱き、恋と助太刀の仕事の両方を得ようと奮闘しはじめる。
しかし、新之介の父と路之丞の兄が敵対する背後には、藩の内政の陰謀が渦巻いているのであった。

果たして、助六は藩の陰謀を暴いて「助太刀」を果たし、恋を成就することができるのか?